平成11年度通産省(財)マルチメディアコンテンツ振興協会採択
日本発のハイビジョンの6〜7倍の画素数を高速通信、高速画像検索、超高精細画像データベースを組み合わせて統合管理するシステム。特に、大学医学部、病院との協力のもとに近未来遠隔医療システムとして考えられた。又、科学、教育、文化のコンテンツあるいは高齢化対応、犯罪防止等にも大きな効力が発揮されると期待される

ねらい

近い将来普及が見込まれるギガビット通信を踏まえ、超高精細画像<Super High Definition TV;2048×2048画素、現行ハイビジョンテレビの6倍の画素数>を高速通信、高速画像検索、超高精細画像データベースを組み合わせて総合管理するコンテンツである。動作環境は、普及が目覚しいパーソナルコンピュータ(以下PCと略)DOS/V Windows上で、回線はATM、少なくとも1NS1500以上の公衆回線である。

コンテンツの対象ユーザは、医療、教育、美術、科学とさまざまで、遠隔地で入力した超高精細静止画像を画像データベースがあるセンターに転送し、イメージ解析、高速マッチングにより、蓄積された超高精細画像データベースから類似する画像を検索し、この画像に相当するテキストデータ(知識データ)や超高精細画像データ(教育的画像)を遠隔地に再送するものである。例えば医療分野の利用では、市中病院で意識障害患者の右目瞳孔がやや楕円で対光反射消失の場合、瞳孔を超高精細画像用CCDで取り込み、大学病院の超高精細画像データベースに送ると、自動的にアルコール中毒患者、変性疾患患者に関する医療データ、教育用の類似画像が市中病院に自動的に送られる。それを踏まえ疑問があれば、双方向でコンサルテーションのためのテレビ会議システムを運用する。これら一連の運用を総合管理するコンテンツを開発する

本システムは、PC環境からATM回線を直接アクセスすることができるため、今後、個人や小規模企業レベルのギガビット通信が容易となり、この分野の普及に大いに貢献できうる。

ポイント

本テーマでは以下の特徴を持っている。
  • ユーザからの画像やテキストデータによる高速データベース検索を行う。
  • 医療、教育、美術など自然画のイメージ解析を行う。
  • 双方向の高速通信(ATM−INS1500)管理。
  • 静止画は超高精細画像(2048×2048階調度24ビット)を対象。
静止画は超高精細画像(2048×2048階調度24ビット)を対象。

要旨

従来のデータベースを医療、教育、美術、犯罪分野で利用する際の問題として以下の二点があげられる。
  • 蓄積された静止画の解像度が不十分で診断に用いることが困難
  • 静止画像の解像度を高めると従来の電送設備では不十分
データベース化された高精細画像の特徴抽出や、パターンマッチングのアルゴリズムを開発し、医療、教育、美術の分野での利用にもたえうるデータベースを構築することが本テーマの要旨である。

画質 SHD、超高精細画像(自然画像)2048×2048画素。
機能 イメージ解析、高速マッチング、高速画像検索、高速通信
データベース 超高精細画像データベース、知識データベース
伝送路 ATM回線、少なくともINS1500以上
機種 PC DOS/V Windows
対象 医療、教育、美術、科学、防犯
制作 言語C言語、一部、アッセンブラ言語

平成10年度補正予算 先導的コンテンツ市場環境整備事業
  イメージ解析、検索、高速通信を統合したSHD 画像データベース
  株式会社 シーデーエル

X-ray 近い将来普及が見込まれるギガビット通信を踏まえ、超高精細画像<Super High Definition TV;約400万画素>を高速通信、高速画像検索、超高精細画像データベースを組み合わせて総合管理するコンテンツである。動作環境は、普及が目覚しいパーソナルコンピュータDOS/V Windows上で、回線はATM、少なくともINS1500以上の公衆回線である。コンテンツの対象ユーザは、医療、教育、美術、科学とさまざまで、遠隔地で入力した超高精細画像を画像データベースのあるセンターに転送し、イメージ解析、高速マッチングにより、蓄積された超高精細画像データから類似する画像を検索し、この画像に相当するテキストデータや超高精細画像データを遠隔地に再送するものである。








作品の特徴

従来にないハイビジョンの6倍、2048×2048画素の超高画質の静止画像を、パソコン上で解析、検索が可能であることが大きなポイントである。

従来、印画紙、ポジフィルム、マイクロフィルム等に頼っている高品位画像(例えば、証拠、資料、歴史画像等で超高品位、精細性が必要なもの)の解析、保存、検索、配送作業を、画像の品位を落とすことなくデータベース化、検索の容易化、保管の省スペース化が出来る。

絵画、書物、芸術−美術品等を超高品位画像データベースに取り込み、オンラインネットワーク化により地域差等による解析、検索等のハンディキャップ排除が可能である。

大量の超高品位画像のデジタル保存、ネットワークによる共有化が容易に可能となる。並びに、現状のコンピューター画像等では品位の不足により、画像解析、検索に支障があり、その為データベース化、ネットワーク伝送に対する効果の期待が出来ず、その為他の手段による画像解析、分析を用いて長い時間と労力を費やす、といった分野への浸透、改善手段となりうる。

作品の特徴
機能設計
コンテンツのインタフェース機能に関して、以下のとおり設定するものとする。
メインメニュー

メインメニューは、ファイル(画像データ)表示(スイッチ:SHD表示サイズ)、通信(スイッチ:INS1500、ATM)、検索(スイッチ:カテリー)、ヘルプ(機能説明)を選択します。
応用分野

例えば、現在医療分野での病理診断、現状ではCRTディスプレイ画像の品位、精細度不足により、細胞、組織標本を専門医のいる機関へ輸送し、光学的手段にて検査、判断を行っている。その為一般的に、検査結果が判明するのに7日から10日間を要するとされる。このようなケースに対し、SHD画像の高速データ通信を利用すると、ジャストインタイムで画像診断が可能になる。

一方、病院内におけるレントゲン、病理写真等のデータベースの構築、検索が容易に出来る。実際SHD画像は病理診断に十分適合する品位、精細性を持っている。この、コンテンツは超高品位の静止画像をパソコンと高速回線を用い伝送可能なこと、また超高品位画像のデータベースの構築が出来、かつ検索が容易である。従って、大量の高品位画像、資料の保存、編纂を業務とする組織、機関に対し省力、省スペース、省エネルギー的に有効であり、その分野への積極的なPR、推進を行いたい。

且つ画像品位不足により、コンピューター画像の導入が見送られている分野に対し、新たにデータベース構築、高速画像通の道を開くものである。実際、データベースのネットワーク化により、従来のごとく移動、輸送をすることなく超高品位の画像の伝送、検索が可能になり、省力、省エネルギー化にもつながる。

一方高度医療、緊急対応医療に対しても有効で、専門医とのネットワーク化によって地域格差をなくしたより高度な受診、治療を受けることが可能となります。医療の分野にも有効な手段となりうると考えます。その他医療分野同様にスピードを要求される犯罪防止分野の利活用も期待される。

メインメニューと画像データの取り込み表示



検索画像サンプル
(応用例)

販売計画

コンソーシアム企業、参加企業機関など

統括:松原吉隆
システム開発:十蔵寺寛
コンテンツ制作:株式会社 シーデーエル

株式会社 シーデーエル
田定工作所
東海大学医学部
京都府立医科大学
氷見市民病院

販売計画

1.販売形態
ソフト、ハードウェアを含めた、システム構築一体型の販売形態。
または、機器メーカーとのOEM販売。
販売価格については、個々のユーザー仕様により見積。

2.販売対象マーケット
1医療機関――病院研究医療機関(高等教育)
2古文書、歴史資料編纂機関――自治体、学術研究機関、企業資料編纂部署
3絵画、書等扱い美術機関――美術館、博物館
4その他超高品位画像のデータベース構築、伝送を必要
とする機関、部署

3.販売ルート
1ユーザー直接販売
2通信回線企業とのタイアップ販売
3ハードウエアー製作企業との協力販売
4情報提供商社経由による販売

問い合わせ先

株式会社 シーデーエル 担当者:松原吉隆
〒933−081 富山県高岡市下伏間江331
電話: 0766-28-5050 FAX: 0766-28-5051 Email: info@cdl.ne.jp
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